ちょっと古いけど週刊ダイアモンド12月11日号から一部抜粋。
タイトルは「老後を楽しむためのお金入門」
お亀入門ちゃうよ。
その中で投資信託を選ぶ際の注意点が記されている。
どのファンドがお勧めか・・・はあえて書かないので気になる人はダイアモンドのバックナンバーのお取り寄せをヨロシク。
さて、投資信託とは簡単に言えば自分のお金をプロの運用者に預けて託すのである。
例えばあなたの手元に100万円あったとしよう。
利息がほとんどつかない銀行に預けるのも忌々しい。
かと言って自分で運用するノウハウもないし、面倒臭いときに投資信託も選択肢に入る。
この投信選びで気をつける点が2つ。
まず、手数料を見る。
これは今まで何度も書いたが手数料ってのはバカにならない金額である。
多少の運用成績が上がっても手数料や信託報酬が高かったら何のために預けているのか分からなくなることが多いので注意しよう。
それともう1点は毎月分配金がもらえるのはほとんどが不利になるってところ。
これは以前国債のことでも触れたが、毎月分配金がもらえるのはありがたいように見えるが、複利効果が全くなくなってしまうので実はありがたくないのである。
複利と単利は皆さんご存知と思うが今一度振り返ってみようか。
まず100万円を3%単利で運用したとすると
1年目
1000000×3%=1030000
2年目
1000000×3%=1030000
3年目
1000000×3%=1030000
利息だけで90000円になる(税金等は考慮していない)
次に同じく1000000円を複利で計算すると
1年目
1000000×3%=1030000
2年目
1030000×3%=1060900
3年目
1060900×3%=1092727
利息だけで92727円になる。
ナニ?
3年でたったの2727円の違いか!!?と思う人も居る?
これが10年20年経ったらどうなるかご自分で計算されたし。
従いまして投資信託をご検討中の方は以上2点についてよく確かめておこう!!
それと面白い記事がもう一点。
「退職金の運用は振り込まれた銀行でするな!!」ってこと。
経験をお持ちの方もいらっしゃるかも知れないが、ちょっとまとまった金が口座に入金されると銀行からお誘いの電話がある。
「とても有利な金融商品がありますよ・・・」と。
この場合有利なのは銀行にとって有利なのであり、間違ってもあなたに有利とは限らないので心得ておきましょう!!
クリックしたら有利になるかも・・