ロックな出張保険教室もヨロシク☆前の学校の演奏が終わると、すぐに片付けが始まり、次の学校が準備に入る。
学校によって椅子の配置などは違ってくるので、ステージマネージャーがセッティングをする。
ステマネの銀子。いつものようにセッティング。
準備が整ったところで、学校の紹介と演目のアナウンスが流れる。
大きな拍手を背に受けて、指揮台の上から部員に合図をする先生。
鼻をすする音さえ憚られそうな緊張が体を支配する。
ステージの上に目をやると、キョロキョロと上を見回す銀子の姿が見えた。
家に帰って、どこを見ていたのかと聞いたところ「審査員を睨んでいた」との返事。
コヤツは毎年これをする。
指揮棒が振り下ろされると同時に、音の塊が襲ってくる。
課題曲の出始めを聴いてビックリ!
爆音の国際そのままの音である。
今回は、会場が小さいことと、音がよく響くこともあり、音量を抑えた演奏をするのかと思いきや、そんな事はお構いなしの爆音。
まったく痛快なことこの上ない。
審査員によっては、爆音系が嫌いな人もいるのに、そんな事はお構いなしである。
これぞ持ち味であって、正攻法で真っ向勝負の意気込みが伝わってくる。
課題曲が済んで次は自由曲「アパラチアの春」
幾度となく聴いてきた曲であるが、目を閉じるとアパラチア山脈の春が浮かんできそうな出来栄えに、目を開けると舞台が涙で歪んで見える。
この演奏で代表になれなかったらもう仕方ない出来栄えであり、家でCDを聴いた感想も同じであった。
会場で聴く演奏と、CDに録音された音を聴き比べると粗がよく分かるが、ひいき目を差し引いても最高の出来栄えであった。
演奏が終わり、やり切った感満載で記念撮影に出て来る子供達。
拭いても拭いても涙があふれ出る。
その姿を見て親も泣く。
「よくやった!!」と出て来る列に拍手を送ると、周りの人からも自然と拍手が沸いた。
結果発表は今日の夕方。「9200人の12分」は明日も続く♪

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