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銀子新年会でデビューの巻

広島ブログ今日もポチッと応援ヨロシク☆
さて、積り積もったレポートがあるのだが、写真整理が出来ていないのでここは先延ばし作戦で行くことにする。

クリスマスイブの日に届いたプレゼントの数々を紹介しようと思ってたが、実は写真を一枚も撮っていない。

我が家に届いたクリスマスプレゼント第一弾目は広島市北部にある沼田町界隈をテリトリーとする・・・

ゆずりは日記の「く姐さん」からペコちゃん人形のチョコレート。

ペコちゃんみたいな顔でチョコを舐めていると、ドアをノックする音。

クロネコヒャマトのお兄さんが届けてくれたのは横浜のブロガー茜紫さんからの荷物。

横浜の名物がどっちゃり入ってましたよ。

銀蔵家に献上される貢物はこれだけでは収まらない。

関西地方を代表するブロガー闇鍋様からは貴重な物品の横流し。

続きまして関東平野を代表する超かわええブロガーさんハマのアミアミ番長さんからは超かわえくてラブリーなアミアミの数々(これは貢物ではない!)

写真の整理が出来ていないのでお見せ出来ないのが残念であるが後日詳しいレポートをお届けしよう。

27日はFB友達との忘年会で、着て行ったコートを忘れて帰るという大失態。

おまけにコートのポケットには家の鍵。

散々酔っ払って玄関前について鍵が無い事が発覚した。

仕方ないので娘を叩き起こして開けてもらったのだが、超ご機嫌斜めで口もきいてくれなかった。

父さん猛反省。。

さて、忘年会の席上で、幹事さんが、「新年会で銀子のフルート演奏を聴きたい」と言い出した。

丁度、メンバーの中にアマオケでオーボエを吹いている人も居て、聖歌隊で歌を歌っている歌手の人も居るので、どうせならオーボエ・フルート・歌で演奏会をしませんか・・・と言う話になった。

さぁ、どうしよう。

銀子に話しを通して説得する必要がある。

そこで昨日、恐る恐る銀子に相談を持ちかけてみたところ、意外や意外ですんなりOKしてくれた。

これは嬉しい☆

てっきり断られると思っていたのに、「練習する時間があればええよ」と言う。どのような心境の変化であろうか??

オーボエとフルート、木管同士の超豪華なアンサンブル。

歌の人は音大で声楽を勉強した専門家さん。
演目を何にしようかオーボエ奏者さんと色々作戦を練ったりするのが楽しい♪

この曲をリクエストしてみようかな。


アメイジンググレイスの篠笛バージョン、痺れるわ~♪


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まだまだ続く親バカ日記

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銀子が部活を引退しても、まだまだ続く親バカ追っかけ日記の出番です。

そもそも、部活を引退したと言っても、毎日楽器の練習してるし、帰ってくる時間も変わりないので引退したと言えるのかどうか。

そんな今日は、国際会議場フェニックスホールで私学フェスタがあったので行ってきた。

県内の私立学校が一同に集まって、自慢の舞台を披露して生徒を獲得するフェスである。

吹奏楽の演奏あり、合唱あり和太鼓ありと盛りだくさんのステージが用意されている。

合奏には出ないが、タップダンスの曲があったので、銀子の出番がまだまだある。

HKGが披露するのは、「シャル・ウイ・ダンス」と「第3の男」で、どちらも今年の定期演奏会で演じた曲。

これは観にいかねばなるまい!!

比治山の演奏が10時過ぎからなので、遅れないように出発。

ホールに着くと、観客はそんなに多くない。

1校2校と舞台は進むが、何が驚いたって、女子ばかりの和太鼓!!

男子ばかりの和太鼓は何度も聞いたが、女子ばかりは初めて!

文化の和太鼓部の皆さん、素晴らしい演奏を聴かせてくれてありがとう~♪

粛々とプログラムは進み、やっと銀子の出番。

3年生が抜けた後の部員は随分と少なく感じるが、それでも音が良く聴こえる。

2曲目の第3の男では、観客も沢山の手拍子で盛り上げてくれて嬉しい。

やっぱ、この学校のステージが大好きである。

お目当てのマーチングや男子の和太鼓が終わると、すでに昼過ぎ。

慌てて、西区民のホールに向かう。

何と、国際会議場の舞台が済んだあと、フルートの発表会が待っていた。

大急ぎで着替えて次の会場に移動する銀子と同級生のパートリーダー。

楽器店主催のフルートとピアノの発表会へとシフトチェンジしたのであった。

最初の発表は、パートリーダーのフルート独奏。

ピアノ伴奏を従えて約40分のオンステージ。

銀子がいつか言ってたことがある。

「どの学校のフルートより、リーダーの方が上手い」と。

ピンクゴールドに光るフルートを振り回しながら奏でる音を聴いて納得する。

一年生で入部した時のことを知ってるだけに、成長した姿に感激する。

いつもは合奏での演奏しか聴いていないせいもあり、ソロでは実力が丸わかりになる。

さて、いよいよ銀子の出番はピアノ演奏。

ニヤニヤして出て来た銀子。演奏中もニヤニヤしながら弾いている。

終わったあともニヤニヤして歩く後ろ姿をみると、スカートからシャツがはみ出ていた。

数名の発表が済んだあと、再び銀子の出番がやってきた。

今度はフルート独奏で、ピアノ伴奏つきのコンチェルト。

何と丸暗譜での挑戦で、シルバーに輝くフルートを自在に操っての演奏。

吹奏楽以外で、銀子のソロを聴いたのは何年ぶりかな。

子供の成長ってのは凄いもんだと、改めて感じ入った次第である。

あれだけの曲を丸暗譜できたら、集中力も養われると思う。

これは銀子だけでなく、練習練習で勉強する時間がなくても、テストで良い点数を取れたりするのは、集中力のなせる技ではないかな。

連休の最終日はこうして音楽漬けで帳を降ろそうとしている。

残ったものは、良い音楽の心地よさと、ケツの痛さであった。
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「音譜に恋して」最終回♪

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初めての方はシーン1からどうぞ。

「音譜に恋して」シーン1

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シーン12  シーン13 シーン14 シーン15 シーン16 シーン17 シーン18 シーン19  シーン20 シーン21 シーン22 シーン23  シーン24 シーン25 シーン26
2012年9月23日
銀子高のオープンスクールに出かけた。

昼時間に中学生向けの演奏がある。
時間に遅れないように出かけたものの、サンドイッチ屋さんでノンキにクラブハウスサンドなんぞを食べていたら遅れそうになった。

演奏会場のある中庭に着くと、すでに用意が整っている。

銀子に合奏の出番はないが、タップダンスを踊るので見納めとして行ってみた。

ステマネがセッティングした舞台には既に銀子の椅子はなく、ピッコロも次の世代にバトンタッチされていた。

まだまだ熱い彼岸の光が照らしだす光景に、秋の風が吹き抜ける。

ところが、演奏が始まるとそんな気持ちは吹き飛んだ。

ついこの前まで先輩の一歩も二歩も後ろを歩いていた子供達が、立派に自分達のスタイルで自分達の音楽を演奏している。

ちょうど1年前の銀子達を思い出させる光景に、頼もしく思えてきた。

音に恋した子供達が、これからもそれぞれの物語を紡いでいくのかと思うと、寂しさより楽しさの方が勝る。

時間を戻すが、中国大会の時、B部門に出ていた一年生部員が数名応援に駆け付けてくれた。

子供の出番がある保護者ならまだしも、広島から一番遠い鳥取の会場まで応援に来てくれるとは嬉しい。

その一年生達を捕まえて、三年生部員が聞いたそうな。

「どうやってここまで来たのか・・・」と。

「お父さんに連れてきてもらいました」

「へぇ~2代目銀パパじゃね」と答える三年生部員。

オレの追っかけっぷりは銀子の同級生にも浸透していた上に、追っかけ2代目を継いでくれるお父さんも見つかった。

もう思い残すことはない。

次の世代にバトンタッチの時が来たのである。

これから後輩達がどんな音楽を作り出してくれるのか?

これから銀子がどんな道に進むのか?

想いは尽きないが、これだけは言っておきたい。

「音譜に失恋しないでほしい」と。


一か月を超えるシリーズになった「音恋」

長かったけど、最後までお付き合い頂きありがとう♪
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「音譜に恋して」シーン26

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初めての方はシーン1からどうぞ。

「音譜に恋して」シーン1

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2012年8月26日
忌々しい顔つきで、その建物を見上げていた。

鳥取市にある梨花ホール。

吹奏楽コンクール・中国大会の会場である。

複雑な鉄骨で組み上げられたロビーの外壁は、全面ガラス張りとなっていた。

8月の終わりに近づいても一向に勢いが衰えない太陽の光は、ガラスを通して室内へと入り込み、さながら温室のようであった。

産まれて初めて、ハウスで育つトマトの気持ちが分かった。

何故このような建物を設計したのかと憤慨していたが、冬になればこのような建物は憩いの場となること間違いあるまい。

冬の寒さが厳しい地方ならではの知恵といえるのか。

冨山県で行われた高校総合文化祭も無事に終わり、帰広してからも連日のホール練習を重ねて迎えた本番の日。

ここで終わるか、それとも名古屋行きの切符を手にするか。運命の時間が迫っていた。

大会までのホール練習を何度か見学しているうち、希望的観測でも何でもなく「全国へ行けるのではないか・・・」と思い始めていた。

指導に来てくれていた先生の指示を受けて、一つ一つの音が出来上がっていく。

ピッコロ担当の銀子は、出番が少ないために他のパートの楽譜まで耳コピで丸暗記したと言っていた。

その様子を見て聴いているうちに、全国の舞台は夢物語ではない!と思えるようになっていた。

事実、5年前には念願の全国大会進出を果たしている。

このメンバーで出来ないはずがない、と思っていた。

本番当日、HKGは午前遅くなっての出番。

汗だくになりながらようやく席を確保する。

前の学校が演奏を終えると、いつものように銀子が出てきて舞台のセッティング。

全員が座ったところで、銀子再び2階席に設けられた審査員席を睨みつける。

練習していた時の演奏が出来れば道は開けるはず。

胸の前で手を組んで、その時を待っていた。

「希望の空」の最初の音が出た瞬間に、希望は消え去った。

練習で聴いていた演奏とは随分と違う。

それは先生にも部員にも伝わったらしい。

崩れてしまいそうになるのを何とか持ちなおして課題曲が終わる。

次は自由曲「アパラチアの春」

課題曲を聴いて、全国への道が無くなったのは覚悟したが、アパラチアの春を聴きながら涙が止まらなかった。

未だかつて、これだけ感動する音楽を耳にしたことがあるだろうか。

上手い下手ではなく、魂の琴線に触れる演奏を聴いて唇が震えた。

もう十分。

これ以上何を望むのか?

与えられた環境と、与えられた時間で、懸命に駆け抜けた結果のこと。

金でも銀でもどうでもよかった。

結果は銀賞となり、銀子の3年間は物語の幕を降ろした。

自由曲「アパラチアの春」がこのメンバー最後の合奏となった。

この学校で、この先生が居て、このメンバーが居てくれてこそ走り続けてこれた。



1か月以上に渡ってお届けした「音恋」シリーズ。

次回が最終回

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「音譜に恋して」シーン25

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初めての方はシーン1からどうぞ。

「音譜に恋して」シーン1

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万人に平等なはずの時間がやけに長く感じられる。

ざわざわと落ち着きのない会場内で、代表の結果発表を待つ時間は随分と長かった。

オレの心臓のビートも演歌からロックに替わる。

7月に血圧の治療を受けていなければ、そのまま☆になりそうな位の勢いであった。

今まで何回となく経験してきた瞬間であるが、今回ばかりは妙に落ち着かない。

おそらくは「これが最後のチャンス・・・」との思いがそうさせたのか、無理やり落ち着かそうと目を閉じてその時が来るのを待っていた。

さぁ、いよいよ結果発表。

金賞を獲った出場順に代表校が読み上げられる。

演奏を聴いた限りでは行けると思っていたが、こればかりはフタを開けてみなければわからない。

1校目、2校目と発表があるたびに、会場内に歓声が響く。

3校目のアナウンスは「HKG」。同じように発表を待っていた薄紫のブレザー軍団が弾ける。

小さく控えめに拳を握り、やっと落ち着きを取り戻した。

一通り行事が済んで会場の外に出ると、顔見知り同士で控えめに喜びを称え合う。

外に出て来たフルートパートを捕まえてはハイタッチ!

「おまいら最高☆」

部員全員が揃ったところで、隣の公園で短いミーティングの時間。

丁度、すぐ横でミーティングをしていた代表に漏れた学校に配慮して、大きな声で騒いだりはしない。

先生の注意事項を聴いて解散。

みんなが解散した後、一人ブラブラしていたところ、銀子の幼馴染のA子ちゃんに出会った。

A子ちゃんは違う学校の部長さんになっていて、友達と結果発表を聞きにきていた。

A子ちゃんの演奏は前日にあり、久しぶりに出会う立派なA子ちゃんの姿を見てお互いの涙腺は堰を切ったかの如く崩壊したが、その日のA子ちゃんの顔に後悔は見られない。

部活を引退して進学しても、一般バンドに入ってトロンボーンを続けると・・・

ここにも音譜に恋した子供がいる。

また一人応援したい子供が増えた。

さぁ、広島県の代表として中国大会であるが、その前に富山での高校総合文化祭が待っていた。

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「音譜に恋して」シーン24

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「音譜に恋して」シーン1

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シーン12  シーン13 シーン14 シーン15 シーン16 シーン17 シーン18 シーン19  シーン20 シーン21 シーン22 シーン23
文字通り、朝から晩まで音譜漬けな合宿を乗り切ると、地元に帰ってホール練習の日が続く。

そういえば、定期演奏会に来てくれた友達が言ってたらしい。

「居眠りをしていない真剣な銀子を初めて見た」と。

家に帰れば「飯、風呂、寝る」の毎日で、睡眠が足りない分は授業中に補う。

どうやら、野球部と吹奏楽部は居眠りを見逃してくれるとかくれないとか。

中には、バス・電車を乗り継いで遠くから通う子もいるので、自ずと睡眠時間は削られてしまう。

そこまでやっても本番には不安がつきまとう。

そんな不安を吹き飛ばす練習が遅くまで続けられた。

いよいよ県大会本番の日を迎える。

セミの大合唱に歓迎されて向かった先は呉。

午前中にB部門があり、同じ日の午後にA部門の演奏。

B部門を先に聞いたが、出来は悪くなかった。

しかし、その後に聴いた基町B部門の出来上がりは素晴らしく、予想通り金は基町Bに持っていかれた。

こうなると、基町Aが怖い存在に思えてくる。

さぁ午後からは銀子の出番。

いつものように前の団体が終わるとステージ係としてセッティングの役目。

各自のパートが席につくと、いつものように2階席に設けられた審査員を睨む。

先生が振り下ろす指揮で始まった希望の空を聴いて驚いた。

大きくない会場ということもあり、抑えた音で勝負するのかと思いきや、そんなそぶりは全くない。

いつもの爆音で真っ向勝負なのである。

これは痛快であった。

あちらこちらで爆音系をあれこれ言う人もいるが、そんなものは関係ない!!

外野が何を言おうと我が道を行く姿勢に「この学校を選んで良かった!!」と思えてくる。

外野ってのはしょせん「害野」である。(野球の外野とは違うよ)

高校A部門は翌日も開かれて、夕方から結果発表となる。

お目当ての学校の演奏を聴くために、翌日も呉まで出かけた。

このとき初めてやすにし吹奏楽団の演奏を聴いて一発でファンになった。

さて、強豪揃いの高校A部門が全て済んだ後、運命の結果発表。

出場順に金・銀・銅が告げられる。

このときほど、ドキドキがMAXに達したことはない。
左胸に手を当てると、いつもより強いビートが掌に伝わってきた。

各賞のアナウンスが告げられるたびに、会場のあちらこちらで歓声とため息があがる。

子供達が12分に賭けた思いは同じはず。

気持ちが分かるだけに、複雑な胸の内。

銀子達は見事にゴールド!

さぁ次は県代表4校の発表となる。

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「音譜に恋して」シーン23

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「音譜に恋して」シーン1

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今年、初めて高校野球を観戦した。

7月終わりの太陽は平等に且つ容赦なく照りつける。

無防備にも、サンダルTシャツ姿で出かけた事を後悔したが、応援はグランドでプレーする選手と同じ位過酷に思えた。

影のないスタンドで、攻撃している間はずっと演奏と踊りを繰り返さなければいけない。

ところで、特別贔屓の球団もないし、ときたまテレビで観る野球の面白くないこと。

しかし、球場に足を運んでみると、そんな気持ちは一遍する。

やはりライブに勝るものなし!

吹奏楽が目当てで観戦に行ったが、やはりここは勝って欲しいと願うところ。

先生は灼熱の光を浴びて指揮をするし、部員達も懸命に演奏する姿を見ていると自然と野球部の応援にも力が入る。

おまけに、野球部保護者の皆さんが、大変な気をつかってくれて飲み物の差し入れなどをしてくれる。

定期演奏会にも来てくれるし、文化祭などでも協力してくれるので、やるからには勝ってほしいと願うばかりである。

幸いにもオレが行った時は勝ってくれた。

銀子の友達も出ていたので、はやり嬉しい。

2回の野球応援が済むと、次は合宿に入る。

野球部の事も気にかかるが、こればかりは仕方ない。

コンクールに向けての課題曲「希望の空」と自由曲「アパラチアの春」を完成させるべく大きな荷物をかかえ、避暑地へと旅立っていった。

銀子がずっと言っていた。

「全国へ行くにしても、この先生とこのメンバーで行きたい」と。

去年のコンクールではB部門が銀だった雪辱を晴らすべく、A部門から5人引き抜いての挑戦。

このメンバーで挑戦できるのかこれが最後。

それぞれの12分間に賭ける闘いの幕開けであった。

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「音譜に恋して」シーン22

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「音譜に恋して」シーン1

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シーン12  シーン13 シーン14 シーン15 シーン16 シーン17 シーン18 シーン19  シーン20 シーン21
3年生になって迎えた定期演奏会を観ていて、思ったことがある。

「役職が人を作るってのは当たっている」と。

数か月前までは、大勢の中の一人で先輩の影に隠れていても良かったが、3年生になるとそうはいかない。

ついこの前まで幼かった顔つきが、部長になればそんな顔になるし、パートリーダーはそれなりの責任ある顔つきになるから不思議なものである。

人とはこうやって成長していくのかも知れない。

さて、例年のごとく定期が終わった夜には打ち上げがある。

すでにオレのバカ親ぶりも知れ渡り、以前のように見世物小屋の猿みたいな肩身の狭い思いはしなくて済む。

今年は他のお父さんにも声をかけた甲斐もあり、親父の参加は2名。

そのお父さんは会場に早く着き、オレは遅れて行った。

宴会場が開くまでの間、もう一人のお父さんは手持無沙汰に加え、身の置き所が無かったと言う。

半分は無理やり誘ったので、申し訳ない気持ちになった。

テーブルは各学年の保護者ごとに分かれていたが、どなたかが気を効かせてくれて、お父さん2人は同じテーブルに座り、昔はさぞかし美人であったであろうお母さん方と杯を重ねた。

時計の針も進み、お開きの時間がやってくる。

前日からの疲れもあり、酔いは体の奥底まで支配していた。

皆さんにおやすみなさいと挨拶を済ませ、一人で蒸し暑い夜風にあたっていたところ・・・

ご気分でもわるいのですが?
昔は美しかったと想像できる面影を、広めに開いたVネックの谷間から息苦しいほど発散させ、
高級外車のウインドーを開けて話しかけてきた、吹奏楽部の保護者に
「いえ、大丈夫です。あられの中の小魚が喉でイガイガするだけです」と答えた銀蔵。
「そうですか?足がふらついてらっしゃいましたわよ。お送りします、さ、どうぞ乗ってください」
と高級外車のドアは開いた。

 つづく


街のネオンを映し出すブルーブラックのたたずまい。
オフホワイトの革シートには、赤いステッチがちりばめられている。

ボンネットの下ではフェラーリ製V8エンジンが低く唸りを上げている。
センス、財力ともに申し分のないマダムのお誘いが心地よい。

「お言葉に甘えても良いですか?」

バス代を浮かせようと貧乏クサイ魂胆の銀蔵はそう言いながらシートにもぐりこんだ。

車内には、男の理性を崩壊させる香りが充満している。

理性をシャットダウンさせて、本能のスイッチを入れる香り、ポアゾン。

酔った頭で半分朦朧としている銀蔵は気が付かなかった。

暗闇で光る赤い唇に・・・。

つづく・・・の?


「どこまで送ればいい?」
マダムの赤い唇は 優しく銀蔵に聞いた
それよりも 優雅なハンドルさばきの指先に光る ダイヤを埋め込んだジェルネイル!!
「あぁ1個でいい 欲しい、、」

「いいゎよ プレゼントしますゎよ何個でも、、」
バス代を浮かせる上にダイヤまで欲しがるケチ臭い銀蔵に比べて ぬぁんと!慈悲深いマダム

but
酔った頭で半分朦朧としている銀蔵は気が付かなかった

暗闇で光る獲物を狙った黒い瞳に・・・

つづく・・・か?            
┃★━━━━━━━━┛


おはよう銀子
「もう、お子さんの名前なんて呼んじゃあ駄目。野暮な人ね」
目覚めに娘の名前を呼ぶのは習慣だ。
いつもなら「おはようお父さん」と帰ってくる返事が、今朝は違った。
ベッドから飛び起きると、豊満なバストを「夢の国」のタオルで隠したマダムが
タバコの火を燻らせながら微笑んでいた。
「夕べ、ここで何をしたんだ?」

つづけ!


どう考えても記憶にたどり着けないでいた。

マダムが運転するマセラッティーの助手席に腰を降ろしたまでは覚えているが、その先が曖昧である。

酒が入るとすぐに眠たくなる銀蔵は、マダムの誘惑にも負けないはずであったが、それだけではこの状況の説明がつかない。

かといって、自らパンツを脱いだ記憶も、脱がされた記憶もあやふやなままである。

それよりも「夢の国」のホテル代をどうやってマダムに払わせようか・・・

ケチくさい銀蔵の考えそうなことである。

ふいにマダムが聴いてきた。

「来週、また逢える?」と。

まだ続くの??


来週?
大事な契約が目白押しだから、難しい。困った。
そうだ、来週は⑦パパに代わってもらおう。
彼は飢えて目が血走っているし、きっと喜んで変わってくれるはずだ。
まて?変わるのは良いが、再来週、再交代してくれるとは限らない
「ねえ、何をブツブツ言っているの?もう私とはイヤなの?」
「いや、再来週なら空いているが、来週は仕事が詰まっているんですよ」
「そっか。再来週は主人が、仕入れに行っているパリから帰って来るの。
だから私、出歩けなくなるのよね。残念」
「いや、待って、来週、なんとか時間を作ります」

どうなるんだろう?


「夢の国」のパラダイス料金をマダムがブラックカードで支払っているのを横目で見ていた銀蔵

大事な契約 or 無尽蔵のブラックカードか、、
うぅ~ん悩むぅ
カランコロンと音がする軽い脳みそで必死に悩む、、

「あっ そーだ そーしょー!!」

どーするんだろー?



マダムが財布から黒いカードを抜き出したのを見逃さなかった。

アメックスのブラックカード。
上限なしに使える、セレブリティご用達のカードである。

シメシメ・・・
あれで支払いは出来るとして、万が一利用明細に「夢の国」がタイプされていたら、マダムとの情事がバレかねない。

幸い、旦那はパリに出張に行っているらしいが、帰国した際カードの利用明細を見ないとは限らない。

ここは万全を期して、自分で払っておこう。
ケチくさい銀蔵にとってはナイスな判断であった。

それよりも、来週の約束をどうするか。

代役を頼む手もあるが、漏れて困る情報は他言するわけにはいかない。

保険屋らしい用心さである。

振ればカランコロンと音がする銀蔵の頭で妙案が閃いた。

いつまで続くの??


以上、色字の部分は創作である!!

シリーズのシーン10に寄せられたコメントをアップしてみた。

赤字の部分は⑦パパさんのパート


青字部分はオレのパート

紫字部分はマダム・コマちゃんのパート


本編よりコメントが面白くなったので、お遊びでアップしてみた。


さぁ!定期が終わればコンクールモード!!

その前に野球応援が待ち構えていた。
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「音譜に恋して」シーン21

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初めての方はシーン1からどうぞ。

「音譜に恋して」シーン1

シーン2 シーン3 シーン4 シーン5 シーン6 シーン7 シーン8 シーン9  シーン10 シーン11 
シーン12  シーン13 シーン14 シーン15 シーン16 シーン17 シーン18 シーン19  シーン20
「ロックながん教室」の参加者さんが感想を書いてくださいましたよ~

「漁師の奮闘記」のはなちゃんと、ガン細胞も恐れる悪役さん読んでね!

さて、話しをシリーズに戻そう。

その朝、目が覚めると空を見上げてガッツポーズをとった。

夜半から降り出した雨は明け方には止み、蒸し暑いものの人の出足を左右するほどの天候ではなくなった。

2012年6月24日は第24回目の定期演奏会。

この日にかける意気込みは、部員はおろか保護者までが熱くなる。

来てもらった人に楽しんでもらいたい。

「お金を払って来てくれる人に対して、ふさわしいステージにしなきゃダメだよ」と先生が言ってたらしい。

その言葉を聞いて、親父張り切る。

もう今年で最後かと思うと、やりきれないものが心の奥底で蠢くが、ここは一人でも大勢のお客さんの前で演奏させてあげたい。

しつこい位にブログやフェイスブックで宣伝したお陰か、約50名の方がご来場して下さった。

特筆すべきは、その多くが吹奏楽未経験の方であったこと。

人徳や人望と無縁のオレにとってこれは嬉しい。

後から聞いた話しでは、毎年慰問に訪れる特養ホームのお年寄りが園の便りに書いてくれたそうな。

「いつも来てくれる高校生が、素晴らしい演奏を披露してくれた」と。

例年のごとく、オレの役目は会場係。

ご来場して下さった皆さんを引きつった笑顔でお迎えするのである。

開場時間が近づくに従って、その列は場外まで伸びる。

ブロガーさんも大勢来てくれて、さながらプチオフ会のようになる。

開演時間が迫った頃、舞台袖からこっそり場内を見渡してみると、今までにない大勢のお客さんで席が埋まっていた。

過去3回の定期演奏会DVDで確認してもはやり空席が少ないことが見て取れた。

この素晴らしい光景に、演奏が始まる前から泣く。

さぁいよいよ幕が上がる。

コンクール課題曲の「希望の空」で始まった演奏は、白鳥の湖を経て最後はアパラチアの春で一部を締めくくる。

休憩の後、第2部が始まると場内の空気は一変し、和やかな雰囲気が支配する。

映画音楽にバレェダンサーの演舞あり、部員一同の合唱に銀子のタップダンスと続く。

最後の曲「第3の男」では、パーカッションの一年生が最前列に飛び出して踊り、観る者のアドレナリン分泌量をMAXにさせてくれる。

「ブラボー」の声と大きな拍手に促されてのアンコールは、SAXのオンステージ。

楽しい時間は刻々と終焉に近づく。

場内に溢れる大きな拍手に包まれて、最後の定期演奏会の幕は降ろされた。

ホールに出て、ご来場者の皆さんにお礼を言う。

部員達も揃いのシャツを着てお見送り。

やりきった感満載で涙が止まらない子がいる。

そんな姿を見て、何度目か分からない涙を流す親父もいる。

演奏会が終わった時間に合わせるかの如く、空からは大粒の雨が落ちてきた。

涙を隠すににはおあつらえ向きであった。
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「音譜に恋して」シーン20

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初めての方はシーン1からどうぞ。

「音譜に恋して」シーン1

シーン2 シーン3 シーン4 シーン5 シーン6 シーン7 シーン8 シーン9  シーン10 シーン11 
シーン12  シーン13 シーン14 シーン15 シーン16 シーン17 シーン18 シーン19 
今日は銀子高でオープンスクールがあったので行ってきた。

昼時間に吹奏楽部の演奏があり、銀子タップダンスで出るので記念に観に行った。

相変わらず「バカ親格付けトリプルA」と言える。

銀子の姿がない合奏風景を見て、心臓を秋風が通り抜ける。

それでも、後輩たちの立派な姿を見ると自分の子供でもないのに嬉しかったりする。

話しをシリーズに戻す。

2012年3月、数名の知人から連絡が入る。

「知り合いの子が吹奏楽をやりたくてHKGに行くからヨロシク」と。それを伝えると銀子達、歓喜の雄叫びを上げる。

もう一つのビッグなニュースはチャリティコンサートへの出演依頼が舞い込んだ事。

小児ガン救済のチャリティコンサートでプロ歌手と同じ舞台で演奏する。

大変光栄な舞台にお呼ばれしたのであった。

これは嬉しい。

主催は保険会社と県と市であったが、3者が協議の上、市内で活躍している高校の吹奏楽部の中から公正に選ばれたと聞いた。

なぜ選ばれたのか選考基準が不明であったが、後で聞いて嬉しさは2乗で膨らむ。

このチャリティーコンサートは全国を持ち回りで開催されていて今年広島で開かれたのは全くの偶然。

高校生活生後の年に偶然が重なって大きな舞台に立たせてもらえたのは幸運であった。


さぁ、泣いても笑っても3年生。

高校生活最後の行事が続く。

中学から吹奏楽を始めて6年目の幕が開く。

大勢の新入部員も迎えて上級生として初めての舞台は5月の駅前コンサートとチャリティコンサートと連日続き、親も追っかけ甲斐ある。

チャリティコンサートでは、始まる前のロビーコンサートも仰せつかった。

フルートパートだけでアンサンブルで聴かせてくれる。

これは観なければ!!と意気込んでいたが、オレが会場入りした時は、すでにロビーコンサートは終わった後であった。
この時の残念さと言えば、他にない。

ムーディーズの代わりに自分で「残念な奴格付けトリプルA」を付けたくなった。

演奏が始まる前、会場に併設されている喫茶コーナーに時間つぶしのために足を踏み入れた。

高級珈琲をオーダーし、物思いにふけっていたところ、カップの中に虫が飛び込んできた。

まだ一口も飲んでいない高級珈琲の上で羽をばたつかせ、褐色の液体に波紋を作る虫を見てオレの胸には殺意がわいた。

どうして、飲んでもいないカップの中目がけて飛び込んで来る?

虫からみると珈琲カップなんて、宇宙飛行士から見た琵琶湖くらいの感じではないか?

どうしてわざわざそんなピンポイント目がけて命がけで飛び込む?

虫がアホなことがよくわかった。

さて、この頃になると、オレのバカ親っぷりも広島ブログ界で知れ渡り、吹奏楽に興味が無い人でも、演奏会に足を運んでくれるようになってきた。
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